
小雨の降る中、静岡県伊東市立大池小学校4年生が工場に来てくれました。
午前中は県庁を見学し、午後はコースが3コース用意されていて、その中の一つに弊社を加えていただけたようです。自ら希望してきた子供達だけあって、見るものすべてに興味津々です。
解凍中の鰹を触って表面がツルツルしていることに驚き、乾燥機の隙間からこぼれてくる熱風に驚き、煙にむせかえり、乾燥途中の鰹節のおいしさに感動し、出来上がった鰹節を折った表面が宝石のようにキラキラ輝いていることに歓声を上げていました。
また、鰹節削りは意外に難しかったようだけど、みんな楽しみながら削ってくれました。やっぱり削りたての鰹節が一番だということがわかってもらえたようで、自分で削った鰹節を口にいっぱい頬張っていました。子供たちが喜んで鰹節に群がる姿を見るのが製造者にとっては何よりもの励みになります。
大池小学校のみんな、今日は来てくれてありがとう!!
学童クラブの皆様にお越しいただくのは初めてです。通常は学校の授業で同じ学年の児童を相手にするのですが、学童クラブの場合は色々な学年が混ざっているので、ちょっといつもと勝手が違いました。子供たちは元気いっぱいに工場内の見学と、鰹節削りの体験をしていきました。
工場の中を見学しながら鰹節の作り方を説明させていただきました。皆さん本当に熱心に勉強してくれました。
鰹節削りも体験。コツをつかんで綺麗に削ることができるようになった生徒さんもいました。
後日、生徒さんから心のこもった手書きの手紙を頂きました。嬉しいですね。
静岡北特別支援学校高等部の皆様、是非また来てくださいね。

焼津鰹節組合青年会の事業として、静岡市立清水入江小学校5年生の家庭科授業を行ってきました。
きっかけは、この学校の栄養教諭植田先生が書いた静岡新聞の記事でした。
この学校の給食では、ダシを取った鰹節をお湯から出さずにそのまま食材として利用しています。
鰹節を大切に使っていただいていることへの感謝の気持ちを込めて、5年生4クラスの家庭科授業を受け持つ機会をいただきました。
1時間目から4時間目までを使って4クラスの授業を執り行いました。
<授業のタイムスケジュール>
授業開始~ 5分 先生の挨拶、自己紹介
~10分 機械削りの実演、手削りの体験
~29分 鰹生切り実演(鰹の解体ショー)、鰹節の作り方講義
~39分 ダシの試飲(①しょう油のみ、②ダシとしょう油の飲み比べ)
~44分 感想の発表や質問の時間
~45分 まとめ
焼津鰹節組合青年会はこのような授業の要請があれば喜んで駆けつけます。
いよいよ最後のクラス。
このクラスはこちらに来る前に鰹節けずりを練習してきたようで、鰹節の削りたてのおいしさに既に目覚めていました。とても元気があるクラスでした。
前日の雨が嘘のようないい天気の中、二クラス目の工場見学。
最初から最後まですごく集中して話を聞いてくれました。
大雨の中3年1組の子供たちが学校から歩いて工場まで来てくれました。靴はみんなびしょ濡れ。
でも元気、元気。
鰹の身おろし実演、工場見学ツアー、鰹節削り体験と全てのカリキュラムを行うことが出来ました。
富士市森島保育園への出張食育授業に行ってきました。

3年前から始まりこれで3回目になります。
朝、9時過ぎに保育園に到着!子供たちは元気にリレー競争の真っ最中!!
走るのも全力!応援も全力!とてもかわいい。もうすぐ3歳になる我が息子の姿を照らし合わせたりしてお父さんはもうたまりません。
今回も実際に鰹を持ち込んで、三枚おろし、相断ちまでを実演。最近は滅多に包丁を握ることはないけれど、まだまだ腕は捨てたもんじゃありません。(相断ちはちょっと微妙かな。)
鰹の姿に感動し、鰹の血を見て驚き、見たことのない珍しい包丁に興味を示し、その度に子供たちからストレートな反応があってこちらもとても楽しくなります。
前回は電動の削り器を持ち込みましたが、今回は手削り用鰹節削り器を持ち込み、実際に削ってみました。今はあまり見なくなった“削る”という行為と削りたての香りを知ってもらいたいですからね。
大勢いたので削りたてを味わってもらうのは、作業的にキツイかと思いましたが、せっかくの機会だから先生方にもけずりを手伝ってもらって全員に試食をしてもらうことに・・・。

先生も一生懸命に削ってくださいました。
お陰様で子供たちもほんのちょっとづつですが削りたての鰹節を口にし、その味を体験してもらうことが出来ました。この味と香りをいつまでも忘れないでいてほしいと願うばかりです。
授業終了後、保育園のお手製お弁当でおもてなしをしていただきました。園長先生にはいつも気を遣っていただき大変恐縮いたします。せっかくなので出来立てをその場でいただいてしまいました。まさしく家庭の味がして本当においしかったです。

この保育園には園内に大きな畑があり子供たちがいろいろな作物を育てています。近くに住む方が「畑の先生」としていつも指導に来てくださるそうです。今日は午後、冬野菜の植え付けを行うとのことでした。
その他にも近くのいちご園でイチゴ狩りをして、そのイチゴを使ってジャム作りをしてみたり、大道芸を楽しんだり、いろいろなイベントに地域の方々が係わり、地域で支えあって子供たちの教育をしていく形が作られていて、これからの教育のあるべき姿を垣間見たような気がしました。保育園は保育だけではなくしっかりと教育も行われていることを実感いたします。
私自身、これからも子供たちの教育に出来る限りの協力をしていこうと改めて感じた今回の訪問でした。
申し訳ございません。子供たちとのコミュニケーションに夢中になりすぎて写真を撮ることを忘れてしました。
鰹節製造工場内にあるいろいろな乾燥機を案内し、煙や湿気が充満する工場の雰囲気を体験していただきました。
そして、鰹節削り器で実際に鰹節削りをしてもらい、削りたての鰹節のおいしさを味わってもらいました。

夏休みも終了間近。宿題を抱えた小学生が2人鰹節の勉強に来てくれました。
工場見学をしたのちに鰹節削り体験。
子供達からはいろいろな質問が飛び出し非常に熱心に勉強してくれました。
引率のお父さんも必死でした。